どうでもいいことを淡々と書いて見る

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リカレント教育の個人的な考え 其の壱

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「Life shift」が流行ったのが一昨年ぐらいだっけ?最近,よく耳にするのは「リカレント教育」.働いて,勉強して,また,働いてを繰り返すような感じかな?大学卒業して20年経った年に大学院に進学した.結果として,Life Shiftとかリカレント教育とかみ合う様になって思うことをちょっと書いて見る.

まず,日本は高等教育に関してはかなり恵まれていると言っていい.ただ,首都県限定だけど.例えば,MBAの夜間コースは国立だと筑波なんかは一応該当するのか?東工大MOTもある.経済学大学院だったら埼玉大学(サテライトが東京駅の直ぐ近くにある)とか.私立に関しては,MBAだったら早稲田,中大,経営学だと法政なんかもあるのか?あとは,グロービスとかもあるね.

て,ことで日本は比較的リカレント教育環境はいいじゃないかと思う.問題は,会社だ.まず,こういう専門的な知識に対して机上の空論っていう空気はまだあると思う.社会科学の経営学という観点で言うとオレの感覚からするとそれほどずれていない.例えば,野中郁次郎さんのナレッジマネジメントとか知識継承におけるプロセスを明確化した言えるんじゃないかと思う.例えば,Slackが本格的に日本に入ってきたけど,Slackは,チャットベースのコミュニケーションツールなんだけど,この暗黙知形式知にしやすいプラットフォームと言っていいと思う.加えてコミュニケーション密度は,生産性を上げることを2000年初頭ぐらいからいろんな研究者がメールから推測して数理モデル的なものまで作って検証してる.なのでSlackがプロダクトとして有効性が高いっていうのはかなり昔からアカデミックでは検討されていたと言っていいと思う.ただ,手段としての正しい使い方で爆発的に伸びたっていう点でSlackの良さがある.ここは既存にあるものに対して新たな価値をつけていると言える.

話がそれた.なので机上の空論っていうのはそうとも言える分野もあるけどそうとも言えないことも増えていると思う.そうなると会社って言う組織の思考がアカデミックな形も含めて情報を取り込んでいけるスキームがあることが望ましいと個人的には思うんだけどね.そのあたり,苦い経験含めて次回ちょっと書いてみる.